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『「いいことだ」「必要なことだ」と思って始めたのに、なかなか周りが動いてくれない』 『共感してもらえたと思っても、いつの間にか自分ひとりが頑張っている・・・』

そんな経験、ありませんか?

PORTコミュニティ「ナレッジマネジメント研究会」では、ナレッジマネジメントに関する知識を得るだけではなく、それを実践的な知識に変えていくための、連続講座を開催しています。

昨年の第1期では、ナレッジマネジメントの実践者であり、日本ナレッジ・マネジメント学会幹事でもある村上修司様と、同学会登壇実績もあり、公認心理師・心理的安全性認定ファシリテーターでもある榊原惇志様をお招きし、ナレッジマネジメント(以下、KM)の基本概念であるSECIモデルを体感し、組織や個人の行動変容に必要なポイントを掴んでいただきました。

第2期も村上様・榊原様をお招きして、さらに一歩先へ向かうために、理想の姿(ありたい姿)を描き、共感でチームをつくり、現場で実践を広げるための具体的な方法を学びます。「やらされ感」を「やりたい感」に変える、本質的なアプローチです。

第2期は、より参加しやすさを重視し「講演+個人ワーク」形式で開催。単発参加でも確かな学びを持ち帰れる構成ですが、3回を通して受講いただくことで、部門や拠点を越えて広がるKM実践の骨格が完成します。

第2期の第1回は、『“あなたの思い”を“みんなの力”に変える~人を惹きつける「共感」の作り方~』と題して、以下の内容でお届けします。

KMでは仕組みや制度も重要ですが、仕組み中心だと「やらされ感」が生まれ、活動は長続きしません。活動の原点にあるのは、仲間と分ち合う“共感”です。 強い思いが核となり、それを支える形で仕組みが設計されてこそ、人は自発的に動き、つながりは自然と広がります。

LIXILで18年にわたりKM活動を続けた村上修司氏の背景には、 「工場閉鎖のたびに人々の知識が失われていくのを黙って見ていられなかった」 という強い思いがありました。この思いが共感を呼び、やがて数千人規模の活動へと育っていきました。

本講座では、こうした実践例に加え、理論的背景となる**「コミュニティ・オーガナイジング」**を学びます。さらに、

を整理し、“自分のストーリー”を言語化する個人ワークに取り組みます。 明日から現場で使える「巻き込みの第一声」を、ぜひ持ち帰ってください。

なお、ご参加の方の属性や、進度によって講座の内容や順番を一部変更することがありますので、その点ご了承いただければ、と思います。


本講座で得られること

✅ 共感を起点に、メンバーの自発性が生まれる活動設計の要点がわかります。 ✅ 理想(ありたい姿)を語り、仲間を巻き込む小さな一歩へと繋げる方法が身につきます。 ✅ 次回以降の実践(チームへの展開・文化醸成)に向けた行動計画の土台ができます。